KONOMANA / SCHOOL ADMISSIONS
小学校受験の準備ガイド
試験までの毎日を、
子供の育ちにつながる時間に。
問題集を何冊終えたか。その前に、確かめたいことがあります。どんな学校で六年間を過ごすのか。家で何を育て、試験までに何を整えるのか。学校選びから家庭の対策、願書・面接、当日と入学後まで、親子の毎日にどう取り入れるかを考えます。
試験までの準備を読む
はじめての方は「学校選び」から。受験校が決まっている方は「分野別の対策」へ。直前期の方は「出願管理」と「当日の備え」を先に確認してください。
01 / FIT & FAMILY
「受かりたい学校」を、「通い続けられる学校」へ。
朝、子供を起こしてから、夕方に家へ戻るまで。学校選びは、その一日を具体的に描くところから始めます。知名度や設備の印象だけでは、毎日の暮らしは分かりません。
教育方針は、授業の場面で確かめる
「自主性」「探究」「規律」といった言葉を読んだら、授業で子供が選べること、間違えたときの先生の関わり、行事の役割の決め方を見ます。説明会で見た一場面と、学校全体への印象は分けて記録しましょう。宗教教育や礼拝、宿泊行事も、家庭として理解し参加できるかを考えます。
入試の形式と、入学後の相性は別々に
考査で扱う課題が得意でも、その学校の毎日が合うとは限りません。逆に、初対面で話すまでに時間がかかることだけで、学校生活への適性は決まりません。音や集団、切り替えなどで困る場面があるなら、どのような支えが受けられるかを具体的に確認します。
説明会で聞きたい、六つのこと
- 授業で立ち止まった子を、どのように支えますか。
- 入学当初の送迎と、低学年の下校時刻はどうなりますか。
- 放課後の預かりは、長期休暇や休校日にも利用できますか。
- 保護者が平日に参加する行事・係活動は、どの程度ありますか。
- 健康・発達・言葉などの配慮は、いつ、どこへ相談しますか。
- 内部進学の条件と、進路を変えたいときの選択肢は何ですか。
個別の事情は、公開の質疑応答ではなく学校が指定する相談窓口で伝えます。
比較表には「良い・悪い」より、根拠を書く
| 比較すること | 残しておく具体的な情報 |
|---|---|
| 教育と子供の反応 | 授業の実例、学校評価、見学で子供が興味を持った場面・戸惑った場面 |
| 通学 | 平日朝の所要時間、徒歩・乗換え・混雑、雨の日、交通機関の遅延、災害時の引取り |
| 家庭の時間 | 送迎期間、早帰り、保護者会、病気の呼出し、兄弟姉妹の予定と担当者 |
| 支援と安全 | 相談経路、配慮の内容と限界、アレルギー対応、いじめ・欠席時の対応 |
| 六年間の費用 | 入学時・毎月・毎年・臨時の支出。必須と任意、学校公表額と家庭の見積りを分ける |
| 進路 | 系列校への条件、内部選考、外部受験の扱い、子供の希望が変わった場合 |
各欄に「公式資料・確認日・未確認事項」を添えます。例えば、東京学芸大学附属小金井小学校の入学案内には、入学当初の送迎指導や4月中の11時下校が記載されています。こうした一行が、仕事と育児の予定に大きく関わります。附属校でも、その先へ全員が自動的に進めるとは限りません。[1][2]
準備に使える年間予算、送迎を含む週の時間、守りたい就寝時刻。さらに「一度見直す日」を決めておくと、講座を勧められたときも家族の条件に戻って判断できます。地域の小学校も含め、希望どおりにならなかった場合の暮らしを並行して考えます。
02 / OFFICIAL SCHOOL EXAMPLES
同じ「小学校受験」でも、必要な準備は違う。
全国一律の試験制度や、全校共通の合格基準があると考えないこと。ここでは、準備の判断が変わる学校公式情報を選びました。学校の順位や推薦順ではありません。
八校を、同じ七つの項目で比べる
まず考査・面接と出願条件の違いを見渡し、気になる学校の詳しい比較を開いてください。東京・京都・大阪・奈良・愛知の8校を取り上げています。全国すべての学校を網羅した一覧ではありません。
学校名を押すと、7項目の詳しい比較が開きます。表の続きは横に動かして確認できます。
| 学校 | 考査・面接 | 準備の入口 | 詳しい比較 |
|---|---|---|---|
| 慶應義塾幼稚舎東京都・渋谷区・私立・共学 | 保護者面接なし | 学校は特別な受験準備を必要としないと説明。 | 7項目を見る ↓ |
| 筑波大学附属小学校東京都・文京区・国立・共学 | 一次・三次は抽選/二次は検査 | 指定基準日の居住条件と、区域内での継続居住を確認。 | 7項目を見る ↓ |
| 早稲田実業学校初等部東京都・国分寺市・私立・共学 | 一次は本人考査/二次は本人・保護者面接 | Web出願と郵送を別々に管理。 | 7項目を見る ↓ |
| 同志社小学校京都・私立 | 本人・保護者面接/一般考査 | 2027年度一般入試は夏に実施済み。 | 7項目を見る ↓ |
| 立命館小学校京都・私立 | ペーパー・行動観察/本人・保護者面接 | A・B日程を分けて確認。B出願も終了。 | 7項目を見る ↓ |
| 大阪教育大学附属平野小学校大阪・国立 | 筆記・行動観察・実技・面接型試問 | 附属天王寺・附属池田との併願不可。通学条件も確認。 | 7項目を見る ↓ |
| 奈良女子大学附属小学校奈良・国立 | 個人・集団活動/親子面接/書類 | 2027年度願書は7月の説明会参加家庭に配付(終了)。 | 7項目を見る ↓ |
| 南山大学附属小学校愛知県・名古屋市・私立・共学 | 考査/親子面接 | 考査日と面接日、Webと郵送の期限を分けて管理。 | 7項目を見る ↓ |
01 / 東京都・渋谷区・私立・共学慶應義塾幼稚舎
- 教育と授業
原則6年間同じ担任・クラスで成長を見守り、教科別の専科授業も実施。授業の内容や方法には担任の裁量があり、子供が自ら学ぶ姿勢を育てます。
- 考査・面接
2027年度入学試験は2026年11月上旬。保護者面接はありません。詳細日程は募集要項で確認します。出願の指定消印期間10月1〜2日は終了しています。
- 通学・居住条件
受験時の居住地域に制限はなく、国内外から受験できます。入学後の通学時間の目安や送迎条件は、今回参照した公式資料では確認できず。学校へ確認。
- 保護者の参加
年1回、保護者の協力を得て緊急時下校訓練を実施。通常の保護者活動の頻度・所要時間は、今回参照した公式資料では確認できず。学校へ確認。
- 費用と対象年度
2026年度1年生の初年度納入金は176万5,000円。入学金・授業料・教育充実費・文化費・給食費を含み、クラス費等は別途。2027年度の確定額ではありません。
- 内部進学
慶應の3中学校から子供と保護者が進学希望先を選択。公式Q&Aに2026年3月卒業までの進学実績が掲載されています。希望先への進学保証とは区別して確認します。
02 / 東京都・文京区・国立・共学筑波大学附属小学校
- 考査・面接
2026年11月7日に第一次抽選、12月13〜15日に第二次検査、12月17日に第三次抽選。公開公示には面接の詳細記載がなく、購入する募集要項等で確認が必要です。
- 通学・居住条件
2026年10月13日現在、東京23区・西東京市・埼玉県和光市のいずれかで保護者と同居し、入学後も地域内で家族と生活することが条件。受験だけの一時的転居は認められません。
- 保護者の参加
PTAは「若桐会」。保護者活動の頻度、平日の参加時間、通常の送迎条件は、今回参照した公式資料では確認できず。学校へ確認。
- 放課後の預かり
放課後の預かりの有無、終了時刻、長期休暇中の利用条件は、今回参照した公式資料では確認できず。学校へ確認。放課後の図書室利用とは分けて確認します。
- 費用と対象年度
2027年度募集要項の購入代は2,000円。入学後の給食・教材・行事・保護者会等を含む年間負担の総額は、今回参照した公式資料では確認できず。学校へ確認。
- 内部進学
附属中学校へは、同中学校が実施する入学試験を受けて合格することが条件です。小学校への入学だけで、その後の進学が確定する仕組みではありません。
03 / 東京都・国分寺市・私立・共学早稲田実業学校初等部
- 教育と授業
基礎学力と、自ら考え・作り・表現する力を重視。手仕事、身近な自然の発見、詩や作文などを通じて学びます。初等部から大学までを見通す一貫教育を掲げています。
- 考査・面接
一次は2026年11月1〜5日の指定日に本人の考査。二次は11月8〜10日の指定日に本人・保護者面接。Web出願と書類郵送の受付は確認日時点で終了しています。
- 費用と対象年度
2026年度入学児童の1年時は150万1,000円(入学金・施設設備資金・授業料・諸会費)。制服・運動着・給食費等は別途。2027年度の確定額ではありません。
04 / 京都・私立同志社小学校
- 教育と授業
キリスト教に基づく教育を、礼拝・宗教の授業を含む学校生活全体で実践。1年生から英語・音楽・体育などで専科教員が担当します。
- 考査・面接
本人・保護者の面接を2026年8月17〜21日、一般考査を8月27日に実施する日程でした。出願・面接・考査はいずれも終了しています。
- 通学・居住条件
通学区域・時間による制限は設けていません。子供の負担を考えた無理のない通学が前提で、けが・体調不良時を除き自動車送迎は禁止です。
- 保護者の参加
保護者組織「明心会」が教育活動を支援。学校は家庭の事情が許す範囲で協力を求めています。来校回数や役割は個別に確認してください。
- 放課後の預かり
在籍児童向けのアフタースクールがあり、レギュラー・スポット利用を案内。定期プログラムもあります。開室日・時間・料金は利用前に確認を。
- 費用と対象年度
2027年度要項:入学金25万円、授業料年90万円、教育充実費年15万円。給食・教材・安全費・積立金・後援会費や制定品は別途必要です。
05 / 京都・私立立命館小学校
- 考査・面接
ペーパーテスト・行動観察と本人・保護者の面接。A日程は終了し、B日程は2026年10月10日実施予定です。B出願も9月24日に終了しています。
- 通学・居住条件
居住地・通学時間による受験制限はありません。登校は7時40分〜8時10分。通学は原則徒歩か公共交通機関で、自動車送迎は禁止、通学バスはありません。
- 保護者の参加
通常は土曜授業がありませんが、参観や行事を行う土曜授業日があります。平日の来校頻度・保護者会の役割などは、家庭の働き方と合わせて学校へ確認を。
- 費用と対象年度
2026年度参考:入学金30万円、授業料年90万円、教育充実費年20万円。給食・教材費約18.5万円(5・6年は約19.5万円)、宿泊等積立金は別途。
- 内部進学
所定の条件を満たすと、立命館中学校へ推薦進学できます。学校は多くの児童が同中学校へ進学すると説明しています。具体的な推薦条件は確認を。
06 / 大阪・国立大阪教育大学附属平野小学校
- 教育と授業
自分で考え、他者と考え、工夫して取り組み続ける姿を重視。大学と連携した教育研究・教育実習を担う学校であることも、家庭で理解しておきたい点です。
- 考査・面接
筆記・行動観察・実技・面接型の試問を総合評価。2027年1月20・21日実施予定です。出願は2026年12月22・23日の指定時間に直接提出します。 同大学附属の天王寺・池田小学校との併願は認められません。
- 通学・居住条件
出願時から卒業まで大阪府で保護者と同居。徒歩・公共交通で50分以内、うち交通機関利用は乗換時間を含め40分以内という条件があります。
- 費用と対象年度
2027年度入学検定料は3,300円。給食・教材・行事・保護者会等を含む年間負担額は、今回参照した公式資料では確認できず。学校へ確認してください。
- 内部進学
大阪教育大学附属平野中学校との連絡進学体制があります。ただし、募集要項は希望者全員が進学できるわけではないと明記。具体的な条件は学校へ確認を。
07 / 奈良・国立奈良女子大学附属小学校
- 考査・面接
個人活動(筆記を含む)・集団活動・親子面接・書類審査を総合評価。2026年10月3日の適性検査は終了。10月6日が発表・手続説明会の日です。 願書は教育方針説明会の参加家庭に配付され、説明会以外での配付はありません。
- 保護者の参加
2026年度のお知らせには、保護者面談、土曜参観後の環境整備、児童引き渡し訓練の実施例があります。参加の頻度・必須範囲や日常の送迎は学校へ確認を。
- 費用と対象年度
2027年度入学検定料は3,300円。給食・教材・行事・保護者会等を含む年間負担額は、今回参照した公式資料では確認できず。学校へ確認してください。
08 / 愛知県・名古屋市・私立・共学南山大学附属小学校
- 保護者の参加
学校行事や保護者会への参加・協力を依頼。クラス委員は仕事や家庭の都合を優先し、できる範囲で活動すると説明しています。参加日数は年度の予定表で確認します。
- 放課後の預かり
学童保育は実施せず、授業日の16〜18時に希望者向け有料アフタースクールを実施。1年生は「南山っ子スクール」のみ。長期休暇を含む預かりとは区別して計画します。
- 費用と対象年度
2027年度入学金20万円。募集要項の年額学費は2026年度参考額で、授業料60万円・施設設備費12万円。ランチ約15万円、教材・保護者会・制服等は別途。
- 内部進学
学園内中学校への進学は、学習・生活面から希望校で学べると小学校長が判断して推薦。進学先は南山男子部・女子部、聖霊、聖園女学院で、無条件の自動進学ではありません。
2026年度の参考額と2027年度の額、入学時の費用と毎年の費用を区別しています。記載額だけを足して六年間の総額とはできません。「今回の資料では未確認」は、制度がない・費用がかからないという意味ではありません。学童保育と放課後講座も、対象・時間・利用条件をそれぞれ確認してください。
入試欄は主に2027年度入学の公表資料を確認しました。終了済みの日程を含みます。掲載は公表資料の抜粋で、出願には別途指定書類の入手が必要な場合があります。応募資格の全条件と追加・訂正案内は、各校の当年度資料で確認してください。
全国学校情報で、地域と教育方針から候補を探す →03 / FROM TODAY TO EXAM DAY
試験日から逆算して、親と子の準備を分ける。
以下は編集部の計画例です。12か月の準備が必須という意味ではありません。説明会、配慮の相談、願書入手などに早い期限がある場合は、表の順序にかかわらず先に進めます。
候補校と、家庭の条件を知る
子供:いつもの遊び、言葉、生活動作の様子を見ます。見学は無理のない範囲で。
保護者:通学・費用・預かり・教育方針を比較し、説明会の予約開始日と出願条件を整理。
次へ進む目安:その学校での一日を、家族の予定に当てはめられる。
実物と遊びで、基礎を広げる
子供:数、形、会話、制作、外遊びを少しずつ。できることと支えが必要なことを知ります。
保護者:公表された考査形式を確認。教室を使う目的と、費用・通室時間の上限を決めます。
次へ進む目安:苦手という一言ではなく、どの場面で止まるかを説明できる。
学校の形式と、日常の力をつなぐ
子供:必要な形式を短く経験。初めての場所や相手と過ごす機会も持ちます。
保護者:最新要項、配慮の相談時期、写真・書類を確認。願書に使う実際のエピソードを記録。
次へ進む目安:課題を増やしても、睡眠や園生活を削らずに続けられる。
提出物と、つまずきの調整に集中する
子供:慣れた活動でできることを保ち、必要な箇所に絞って練習。服や上履きの着脱も試します。
保護者:Web登録・決済・郵送・受験票を別々に点検。面接が先に来る学校は日程を前倒し。
次へ進む目安:出願完了を示す控えと、残っている作業が分かる。
当日の見通しをつくる
子供:会場で何をするのか、親と離れる場面があるかを短く伝えます。
保護者:当日の経路、代替交通、受付、付き添い人数、兄弟姉妹の預け先、休暇を確定。
次へ進む目安:子供への注意事項が増えるより、大人の準備が減っていく。
新しい難問より、普段の生活を守る
子供:知っている活動を中心に、食事・睡眠・遊びをいつもの流れで。
保護者:学校からの最新連絡と持ち物を再確認。発表・手続き・納付の期限も先に控えます。
次へ進む目安:会場へ向かう朝に、教材を詰め込む必要がない。
04 / NINE AREAS OF PRACTICE
何を、どう練習するか。できない日の戻り方まで。
ここからは編集部の家庭活動案です。全領域が全校で出題されるわけではなく、学校の採点基準でもありません。一度に全てを行わず、実物で試す、言葉で確かめる、必要なら紙へ移る、という順に調整します。
HOME STUDY / TRY, NOTICE & ADJUST
家庭でできる勉強法
専用教材を増やす前に、積み木、紙、絵本、普段の持ち物で一つ試してみます。年少・年中・年長という区切りだけで難度を決めず、「一緒ならできる」「一つのヒントで試せる」「別の場面でも使える」という今の様子から選びましょう。
KONOMANA / LEARNING IN EVERYDAY LIFE
コノマナの家庭学習法
自分で気づく。試して考える。
分かったことを、次の場面で使う。
一人ひとりの理解に合わせ、練習の重複と親の先回りを減らす。コノマナは、体験・対話・振り返りを家庭の一つの流れにつなぎます。今日の遊びや暮らしから、一つ選んで始めましょう。
みつける
違い、不思議、やってみたいことを一つ選ぶ。大人は、今日確かめることを絞ります。
「どこが違うと思う?」
試す
動かす、並べる、折る、比べる。予想を確かめ、うまくいかない部分を変えてみます。
「どうしたら確かめられるかな」
伝える
分かったことや困った所を、言葉・指さし・絵・動作で示す。大人は考え方を受け取ります。
「どこを見て、そう考えた?」
変えて確かめる
数、向き、材料など一つだけ変える。別の日や生活の場面でも、その考え方を試します。
「こちらの場合は、どうなるかな」
四つは、毎回すべてを順番どおりに行う課題ではありません。試すだけの日や、話さず指で示す日もあります。紙の問題から実物へ戻ることも、この学び方に含まれます。
ひとつの活動で、流れをつかむ
3人の食卓に、スプーンが2本。
「足りるかな」と気づく。一人に1本ずつ置いて試す。「ここにない」と示す。別の日は4人分の支度で確かめる。配膳が、比べる・対応させる・説明する経験につながります。
正解を先に言わせるために物を隠したり、困らせたりする必要はありません。普段の支度を一緒に行う中で試します。
知りたい項目から読む
01 / THINKING育てたい考え方から、活動を選ぶ
一度に全種類を練習せず、本人の関心や今の課題から一つ選びます。下の例はコノマナ編集部が家庭向けに構成しました。
- 仲間分け・基準の切替え
- 積み木を色で分け、慣れたら形で分け直す。「別の分け方はある?」と、同じ物を違う観点で見ます。図形・位置の実践へ →
- 数のまとまり・合成と分解
- 積み木6個を二つの皿へ分ける。2個と4個、3個と3個を作り、集め直して全部の数を確かめます。式を先に覚えることを目標にしません。数量・比較の実践へ →
- 視点の切替え・空間
- 積み木の建物を同じ向きで作り、余裕があれば反対側から見る前に予想します。何が隠れ、何が見えるか、実際に移動して確かめます。図形・位置の実践へ →
- 予想・検証・工夫
- 紙を折る前に、開いたときの折り目を予想する。開いて比べ、違ったら折り方を一つ変えます。予想が外れたことを責めず、確かめた経験を扱います。制作・手先の実践へ →
- 順序・説明・相手の視点
- 絵本の好きな場面を選び、最初に起きたこと、その次を人形や指さしで伝える。文字を読める子は好きな一文を音読し、意味も一緒に話します。まだ読まない子は読み聞かせで十分です。絵本・音読の実践へ →
- 相談・調整・協働
- 一枚の紙に町を描き、道をつなぐ場所を相談する。自分の希望を伝え、相手の案も聞き、別の案を試します。いつも譲ることや、必ず先頭に立つことを正解にしません。相談・協力の実践へ →
身支度、運動、自然の観察も、以下の9分野から選べます。家庭の親子活動と、同年代の集団での経験は同じものではありません。
02 / ADJUSTつまずいたら、量を足す前に変える
- 何をするか分からない
- 問いを一文にし、使う物を一つ示します。「多い方を選んで」など、言葉の意味が伝わっているかを確かめます。
- 分かっているが動かせない
- 物を大きくする、袋の口を支える、描く代わりに指で示す。手の操作や道具の負担と、考え方の理解を分けて見ます。
- どこから考えるか迷っている
- 「下の段を見てみよう」と注目点を一つ伝える。それでも難しければ一回一緒に試し、次の簡単な例を本人に任せます。必要な援助は続けます。
- 同じ答えを繰り返す
- 同じ問題のやり直しを重ねる前に、実物や簡単な例へ戻ります。絵や並べ方だけを変え、何を根拠に選んだかを指さしや動作でも確かめます。
- 疲れや強い嫌がりがある
- その日は減らすか終えます。睡眠、食事、遊びを削って埋め合わせず、次は時間帯や課題を変えます。大人の声が強くなったときも区切ります。
難度、量、速さを同時に上げないこと。一つ変えて本人の反応を見ます。ここでの観察は診断や性格の判定には使いません。
03 / DAILY RHYTHM短い時間を、次の学びへつなぐ
- 今日:いつもの遊びや支度から一活動。新しい教材や机上課題を毎日追加する必要はありません。
- その場:方法が分かり、自分で確かめられたら、同じ型を何枚も続けず区切ります。時間をかけて試したい日は、本人の関心と生活に合わせます。
- 別の日:同じ考え方を使う簡単な別の例を一つ。難しければ、前に役立った実物や援助へ戻ります。
- 余裕のある日に、大人が:一つ伸びた所、役立った助け、減らす練習を確認します。園や教室と課題が重なる日は置き換え、睡眠と自由な遊びを守ります。
翌日か数日後かは、その子と活動に合わせます。確認の間隔や時間に一律の正解はありません。下の「15分」は、普段の絵本も含めて組み合わせる編集部の例です。
「積み木/下の段を指すと自分で組み直した/次は同じ向きで別の形」。正解数だけでなく、役立った助けと次の一手を残します。毎日の採点や詳細な記録は不要です。
04 / START WHERE THEY ARE年齢を目安に、今できる所から始める
- 年少前の取り入れ方
- 選ぶ、触る、まねる、指さす。大人が言葉を添えます。言葉での説明や紙の課題を目標にせず、選ぶ・動かす様子を受け取ります。
- 年少の取り入れ方
- 一つの操作と短い問いから。言葉にしにくいときは、並べ方や動作で見せてもらいます。
- 年中の取り入れ方
- 二つを比べる、見本を見直す、材料や役割を相談する。変える条件は一つにします。
- 年長の取り入れ方
- 考えた理由と確かめ方を聞き、実物と絵を行き来します。学校の公表する形式に慣れる練習は、理解する活動と目的を分けて選びます。
上は活動の選び方の例で、年齢別の到達基準ではありません。年長でも実物や共同作業から始めて構いません。必要な支援や発達の違いに合わせて調整します。
05 / NOTICE GROWTH成長は、四つの変化で確かめる
- 自分で気づく:違い、足りない物、確かめたい所を見つけた。
- 方法を選ぶ:並べ直す、比べる、実物へ戻る方法を使った。
- 伝える・助けを求める:理由や困り事を、自分に合う手段で示した。
- 別の場面で使う:違う物や生活の場面で、前の考え方を試した。
以前より自分で担えた部分と、どんな援助が役立ったかを見ます。日による揺れもあるため、一度の反応で成長を判定しません。助けを使って進めることも含め、本人の変化を具体的に捉えます。
受験準備では、学校の公式案内から考査形式を確認し、慣れる経験を別に選びます。家庭での成長の見方を、学校の配点や合否の基準に置き換えることはできません。学校別の確認項目へ →
06 / EDITORIAL BASISこの学び方の背景と、確かめていくこと
コノマナ編集部は、東京・大阪の幼児教室が公開する教育方針と、公的な幼児教育資料を参照し、家庭での組合せ、問いかけ、調整の手順を独自に構成しました。各教室の教材・設問・授業を転載したものでも、共同開発や推薦を受けたものでもありません。
- こぐま会|身体・具体物・対話とペーパー
- ジャック幼児教育研究所|応用課題・集団経験・家庭との連携
- 伸芽会|創造力・体験力・自助力
- 理英会|予想・体験・理解と表現
- しょうがく社|参加型学習・学校別の受験演習
- 能開プレスクール|発表・聞く経験・学校別対策
- はまキッズ|数量・図形を扱う学具
- ピグマリオン|数の構成・空間を扱う学具
公的な参照資料は、本文のIESの幼児の数学指導ガイド、家庭向け活動資料、幼稚園教育要領解説などです。数学指導資料を、言語・運動・受験の効果全般の証明としては扱っていません。
「コノマナの家庭学習法」は、家庭で使えるように編集した実践方針です。組合せ全体の比較試験は行っておらず、他の方法より最も効率的であることや、成長の速度・合格を保証するものではありません。効率は、理解につながらない反復や準備の重複を減らし、必要な援助を選べるかという視点で考えます。
家庭では一週間ほど試した後、子供の反応、生活への負担、役立った助けを見て続け方を調整します。この期間も編集上の目安です。編集部は参照先の更新や新たな根拠があれば、方法と表現を見直します。
編集・構成:コノマナ/初版・参照先確認:2026年10月16日。各社の公開方針を調査したもので、教室間の効果比較や合格率の順位付けではありません。
今日は、一つ気づき、一つ試せたら。
次に何を変えるかが、次の学びになります。
分野を選び、「家庭で試す」を開く
最初は、一つだけ選ぶ
「同じ数に分ける」「話の最初と最後を区別する」など、今日確かめたいことを一つにします。大人はまず見守り、困っている所を聞き、注目点を一つ示します。それでも難しければ一回一緒にやって、次の似た例を本人が試せるようにします。
「違う、もう一回」だけで繰り返さず、物の数、言葉の長さ、道具、見本のどれか一つを変えます。必要な援助があることも含めて、今の理解を見ます。
迷ったら、上のコノマナの家庭学習法へ。物で試す、伝える、条件を一つ変えるなど、今日必要な手掛かりを選びます。紙の問題から実物へ戻ることもできます。
数や形を生活の中で扱い、分かっていることを見て活動を選ぶ考え方は、IESの数学指導ガイドと家庭向け資料を参照しています。[13][14] 一度に複数の指示が難しい場合に、一手順ずつ伝える支援はHead Startの家庭向け資料にもあります。[15] 以下の手順・個数・分数は、それらを踏まえた編集部の家庭実践例です。学校別の出題や採点基準ではありません。
眠い、空腹、疲れている、強く嫌がる日は量を減らすか休みます。記録は必要な日だけ一行で十分です。家庭学習の手順を2026年10月16日に拡充しました。
聞く・話の内容を覚える
やってみる:短い話を読み、「誰が」「どこで」「何をしたか」を絵や言葉で振り返ります。慣れたら出来事の順番を並べ、聞いたことと自分の想像を分けて話します。
止まったら:話を短くし、知らない言葉を絵や実物で確認。内容を覚える前に、言葉が分かっていないこともあります。
見るところ:同じ話の暗唱だけでなく、別の短い話でも筋をつかめるか。問いを聞き終えてから答えられる場面が増えたか。
家庭で試す短いお話を、場所と順番で振り返る
- 用意する物
- 紙と描く道具。絵を描くことが負担なら、言葉や指さしだけでも構いません。聞く活動は、落ち着いて向き合えるときに選びます。
- 一緒に進める三つの手順
- 大人が「りすが赤い袋を公園のベンチに置きました。雨が降ったので、袋を木の下へ運びました」と短く話します。
- 聞き終えてから「最初に袋を置いたのはどこ?」と一つだけ尋ねます。答えを待ち、続けて何問も重ねません。
- 余裕があれば「最後はどこにあった?」と確かめ、ベンチと木の絵を順に指します。絵を見せて答えた場合は、絵が手がかりになったことも受け止めます。
- 難しいときは
- 「ベンチに袋を置きました」の一文へ戻す、場所の絵を二つから選ぶ、同じ文をもう一度聞く、のどれか一つを試します。「木の下」と答えても、最後の場所は覚えていて「最初」の意味が伝わらなかった可能性があります。記憶力の問題とすぐに決めません。
- 慣れたら、一つ変える
- 袋の色か置く場所の片方だけを変えた別のお話にします。同じ文を速く暗唱することより、別の話でも問いを聞いて答えられるかを見ます。子供がお話を作り、大人が聞き役になる日も設けます。
- 生活の別の場面では
- 物語とは別の活動として「ハンカチを袋に入れてみよう」と一手順を伝えます。扱えるようなら「袋に入れてから、机に置いてね」へ。難しければ、一つ終えてから次を伝えます。
- 大人が見るところ
- 問いの意味、言葉の理解、出来事の順番のどこで止まったか。絵・聞き直し・一文への短縮のうち、どの助けで試せたかを見ます。毎回の採点や記録は必要ありません。
数量・比較・分ける
やってみる:人数分の皿を並べる、積み木を同じ数ずつ分ける。「あといくつ」「どちらが多い」を、物を動かして確かめます。個数だけでなく長さ・重さ・量の違いにも触れます。
止まったら:数字や計算記号を急がず、一つの皿に一つの物を対応させるところへ。見た目の広がりと数が混ざるなら、並べ直して比べます。
見るところ:速さより、数え落としに気づく、もう一度確かめる、別の並べ方でも同じ数と捉える過程。
家庭で試す六つの積み木を、二つのお皿に分ける
- 用意する物
- 口に入らない大きさの積み木6個と、割れにくい皿2枚。小豆や硬貨などの小さな物は標準の教材にせず、年下のきょうだいが触れる場所にも置きません。
- 一緒に進める三つの手順
- まず全部を一つずつ動かして数え、「全部でいくつ?」と総数を確かめます。数唱と、物を数えることは分けて見ます。
- 「二人で同じ数ずつ使いたいね。どう分けようか」と伝え、子供に動かしてもらいます。大人が先に3個ずつ置いて答えを見せないようにします。
- 「同じになったか、どう確かめよう?」と聞きます。一列にそろえる、二つの皿から1個ずつ取り、組にする、数え直すなど、本人の確かめ方を一緒に試します。
- 難しいときは
- 4個・2皿へ減らし、1個ずつ交互に置きます。広く並べた方を多いと言う場合は、向かい合わせに一組ずつ並べて比べます。数を増やすより、数え落としや一対一の対応を確かめます。
- 慣れたら、一つ変える
- 「6個を3皿へ」か「5個を2皿へ」のどちらか一つを選びます。後者では、同じ数ずつにすると1個残ることを実物で確かめます。割り算の式を書かせたり、余った物を無理に割ったりする必要はありません。
- 生活の別の場面では
- 3人分の皿にスプーンを1本ずつ配り、「足りない物はあるかな」と点検します。別の日は、同じ長さの積み木を端から並べて二つの箱の長さを比べるなど、個数と長さを別の活動で扱います。
- 大人が見るところ
- 速さや数字を書く力より、一つずつ対応させる、足りないことに気づく、並べ直して確かめる過程。数字を読めることだけで、数量も理解したと判断しません。
図形・位置・見え方
やってみる:積み木の見本を組む、紙を折って開く、切った形を合わせる。ぬいぐるみを机の前・後ろ・隣へ動かし、位置の言葉と結び付けます。
止まったら:紙の問題から立体や実物へ戻る。左右は誰から見た左右なのかを確認し、親が向かい合ったまま説明を重ねないようにします。
見るところ:形を回す、持ち替える、見比べるなど、自分で試して違いを確かめる様子。
家庭で試す積み木の見本を、同じ向きから見る
- 用意する物
- 同じ形の積み木6個。見本用3個と子供用3個に分けます。初めは向かい合わず、同じ方向を見られる位置に座ります。
- 一緒に進める三つの手順
- 大人が2個を横に並べ、その上に1個を載せます。見本は隠さず、「同じ形を作ってみよう。触って確かめてもいいよ」と伝えます。
- 本人が作った物と見本を同じ向きに並べ、「同じところ、違うところはどこかな」と見比べます。違う部分をすぐ大人が直しません。
- 「下の段はどうなっている?」など注目点を一つだけ示し、回す・持ち替える・分解する方法を試してもらいます。
- 難しいときは
- 見本を2個だけにする、見本に触れる、下の段だけ作る方法から一つ選びます。図形が分からないのか、積む動作が難しいのかも分けて考えます。初めから記憶課題にして見本を隠しません。
- 慣れたら、一つ変える
- 見本の1個だけ位置を変えるか、二人で反対側へ回って見える面を比べます。別の日は、大人が用意した同じ大きさの紙の三角形2枚を回し、合わせてできる形を探します。
- 生活の別の場面では
- 箱の前に人形、後ろに車を置き、位置の言葉と実物を合わせます。左右を扱うなら「子供が向いている方から見た右」など基準をそろえます。向かい合った大人の右と混ぜないようにします。
- 大人が見るところ
- 形の名前の数より、どこを見て比べたか、回して試したか、向きが変わると何が違って見えたか。図を描くことや道具を扱うことの負担も、理解とは別に見ます。
言葉・口頭での説明
やってみる:園で作った物や今日の出来事を、その場にいなかった家族に伝えます。「何をした」「どこが面白かった」の二つから始め、相手が分からない部分を一つ尋ねます。
止まったら:「ちゃんと話して」と言い直させず、物や絵を手がかりに。大人が答えを全部完成させず、待つ時間をつくります。
見るところ:立派な言葉より、実際に経験したことを伝えようとする姿。聞き取れない・分からないと伝える力も扱います。
家庭で試す作った物を、初めて見る人へ紹介する
- 用意する物
- 子供が実際に作った物や描いた絵を一つ。作品がなければ、今日遊んだ物や出来事の写真でも構いません。
- 一緒に進める三つの手順
- 「これを初めて見る人に、どんな物か教えてもらえる?」と尋ね、話し始めるまで待ちます。最初は「何を作った」「どこが面白かった」の二つで十分です。
- 話した内容から「この屋根は、どうやって作ったの?」など、一つだけ聞き返します。先に大人の理想の答えを言わせないようにします。
- 「紙を重ねたから屋根が丈夫になったんだね」のように、聞いて分かったことを具体的に返します。話の長さや上手さを採点して終えません。
- 難しいときは
- 「これ」「ここ」だけなら、指した場所を一緒に見て「青いところのことかな」と確認し、続きを待ちます。現物、絵、身ぶりを使っても構いません。声が小さいときは、まず聞き手が近づき、周囲の音を減らします。
- 慣れたら、一つ変える
- 別の家族へ紹介して一つの質問に答える、または積み木の置き方を子供が説明し、大人がその通りに動く遊びにします。相手が見ていないことを、どう補うか一緒に考えます。
- 生活の別の場面では
- 帰り道に「今日、面白かったことを一つ教えて」と聞き、大人も一つ話します。全てを聞き出す面接にせず、「分からない」「もう一度教えて」と言えるやり取りも大切にします。
- 大人が見るところ
- 相手に伝えようとしたこと、問いを聞いて答えたこと、分からない部分を補えたこと。文字を読む活動は、この後の「絵本・音読」の取り組みと組み合わせ、別の時間を必ず追加する形にはしません。
季節・自然・生活の知識
やってみる:同じ木を散歩で見続ける、買い物で旬の食材を探す、行事の支度に参加する。見たことを絵本や図鑑と行き来しながら話します。
止まったら:絵カードの丸暗記から、その地域で出会える物へ。季節の現れ方には地域差があります。高価な旅行や特別な体験の数を競いません。
見るところ:「前と違う」「どうしてだろう」と気づき、比べたり確かめたりすること。
家庭で試す身近な木の、前と今を比べる
- 用意する物
- 散歩で見られる木や窓から見える植物。前に撮った写真や描いた絵があれば使います。特別な遠出や観察道具の購入は必要ありません。
- 一緒に進める三つの手順
- 同じ場所を別の日に見て、「この前と変わったところはあるかな」と話します。
- 色・形・実・落ち葉など、本人が気づいた一点を一緒に確かめます。大人が先に木の名前や季節の答えを教え込まないようにします。
- 帰宅後、分からなかったことを図鑑や絵本で調べます。「見つけたこと」と「調べて分かったこと」を分けて話します。
- 難しいときは
- 前の写真と今を並べ、色だけ、葉の数だけなど一つの観点で比べます。名前を知らなくても変化を見つけたことを受け止めます。地域や天候で違うため、暦どおりの見え方を強制しません。
- 慣れたら、一つ変える
- 葉を二種類見比べて「同じところ、違うところは?」と話すか、本人が気づいた特徴で分けます。家庭で食べる食材も、形や大人が切った中身を見て、図鑑の絵と照らし合わせる材料になります。
- 生活の別の場面では
- 買い物や行事の支度で、名前だけでなく「何に使うのか」「家ではどうするか」を話します。行事の経験は家庭ごとに異なるため、体験していない場合は本や身近な展示から知ってもよいのです。
- 大人が見るところ・安全
- 気づいた違いを比べる、疑問を持つ、確かめる姿。知らない実や植物を口に入れず、危険な物には触れません。調理の刃物や熱い物は大人が扱います。写真や詳しい記録を毎回残す必要はありません。
巧緻性・絵画・制作
やってみる:ちぎる、折る、貼る、包む、結ぶ、描く。何を作るか考え、道具を選び、片付けまでを一続きにします。指示のある制作と、自由に工夫する制作の両方を楽しみます。
止まったら:工程を短くし、難しい箇所だけ見本を示す。道具が大きすぎないか、紙が硬すぎないかも確認。はさみなどは安全を大人が見守ります。
見るところ:親が完成品を直すのではなく、子供が「ここをこうしたかった」と説明し、試し直せること。
家庭で試す紙で小さな家を作り、工夫を説明する
- 用意する物
- 色紙2枚、子供が扱える糊、描く道具。はさみを使わず、折る・ちぎる・貼る方法で作れます。細かな部品や使い慣れない道具は増やしません。
- 一緒に進める三つの手順
- 「誰が住む家にしようか」と相談し、子供が作りたい物や使う方法を選びます。大人の完成見本へそろえる活動にはしません。
- 「屋根が立たない」など困った工程を聞き、紙を支える、接着する場所を見るなど、一つの助けだけを加えます。
- 本人が試した後に「どこを工夫した?」と聞きます。片付けまでを一続きにし、大人が最後に作品を作り直すことは避けます。
- 難しいときは
- 大きめで折りやすい紙にする、片方の端だけ支える、工程を一つずつ示す方法から選びます。道具の大きさや紙の硬さも確かめます。持ち方や利き手を一律にそろえることは目標にしません。
- 慣れたら、一つ変える
- 「窓を付けたい」「立つようにしたい」など本人が次の工夫を一つ決めます。別の日に指示のある制作を選ぶなら、「紙を半分に折る」から始め、できた後に「丸を一つ描く」と伝えます。自由制作と指示を聞く活動を混ぜて採点しません。
- 生活の別の場面では
- タオルを畳む、紙で物を包む、袋の口を開けて中へ入れるなど、暮らしの中で手を使います。はさみを使う場合は本人に合う道具を選び、大人がそばで見守ります。
- 大人が見るところ
- きれいさだけでなく、方法を選ぶ、うまくいかない理由を考える、助けを求める、もう一度試す過程。本人の案を進めるための援助は、次回も必要なら続けます。
運動・リズム・模倣
やってみる:歩く、走る、跳ぶ、投げる、受ける、バランスを取る。動物の動きや手拍子をまねし、合図で始める・止まる遊びも取り入れます。
止まったら:速さや回数を競わず、一つの動きに戻る。床・広さ・周囲の人を確認し、疲労や痛みがあるときは中止します。
見るところ:多様な動きを楽しみ、力加減や人との距離を調整すること。文科省の運動指針も遊びを中心とした多様な動きを重視しています。[3]
家庭で試すまねっこ遊びで、動く・止まるを楽しむ
- 用意する物
- 周囲を片付けた滑りにくい場所。十分な広さが取れなければ、座った手拍子を選びます。不安定な椅子に乗る、滑る靴下で跳ぶなどの練習は行いません。
- 一緒に進める三つの手順
- 大人が手拍子を二つだけ、ゆっくり見せます。「同じようにやってみよう」と一緒に試します。
- 余裕があれば、その場の足踏みか手を上げる動きを一つ選び、見える合図で止まる遊びにします。
- 子供が先生役になり、本人の考えた動きを大人がまねします。正確さを競うだけでなく、伝わったかを楽しみます。
- 難しいときは
- 一つの動きと一つの合図へ戻し、速さを落とします。音の合図が分かりにくければ見える合図にするなど、一条件だけ変えます。動作の切替えと、合図の理解を分けて見ます。
- 慣れたら、一つ変える
- 手拍子の並びを一つ増やすか、合図の種類を変えるか、どちらかだけにします。速さ・回数・複雑さを同時に上げず、本人の身体に合う動きを選びます。
- 生活の別の場面では
- 歌に合わせて手を打つ、公園で安全な範囲の投げる・受ける遊びをするなど、別の機会へ広げます。屋外の活動も、受験のための追加ノルマにする必要はありません。
- 大人が見るところ・中止の目安
- 聞く・見る・動くのどこで戸惑ったか、力加減や人との距離を調整できたか。疲れや痛み、強い嫌がりがあるときは終えます。痛みを我慢して回数を達成する活動にはしません。
行動観察につながる集団経験
やってみる:園や遊び場、共同制作で順番、道具の貸し借り、相談を経験。「次に使いたい」「一緒にしよう」「違う方法も試したい」と伝える言葉を持ちます。
止まったら:大人がすべて仲裁する前に、何をしたかったかを聞く。安全や相手の権利に関わるときは大人が介入し、その後に伝え方を一緒に考えます。
見るところ:自分の希望と相手の話の両方を扱うこと。「必ずリーダーになる」「先に発言する」と役柄を作りません。学校の非公開の評価基準は断定できません。
家庭で試す一枚の紙に、一緒の町を描く
- 用意する物
- 大きめの紙と描く道具。初めは親子二人でもできます。友だちやきょうだいとは、本人たちが参加したい自然な場面で行い、試験相手として集める必要はありません。
- 一緒に進める三つの手順
- 二人とも「描きたい物」を一つずつ出します。片方の案だけで始めず、描く場所を相談します。
- 道をつなぐ、共通の公園を作るなど、一緒に決める部分を一つ選びます。違う案が出ても、すぐ大人の正解や多数決へ持ち込みません。
- 終えたら「道をつなぐ場所を相談できたね」など、実際のやり取りを返します。人前で協調性の点数を付けません。
- 難しいときは
- 描く場所を二つに分ける、道具を十分用意する、使いたいことを伝える言葉を大人が一つ示す方法を選びます。わざと道具を減らしたり取り上げたりして、困る状況を作りません。
- 慣れたら、一つ変える
- 参加したい相手がいる日に、共有する場所を一つ決め直します。道具の順番が重なれば「次に使いたい」「別の方法を試したい」と、自分の希望を伝えるやり取りも扱います。
- 生活の別の場面では
- 家族の片付けで担当を相談する、遊びの順番を決めるなど、短いやり取りを重ねます。いつも譲る・我慢することだけを正解にせず、嫌だと伝えることや大人へ助けを求めることも認めます。
- 大人が見るところ・家庭でできる範囲
- 自分の希望を伝え、相手の話を聞き、相談をやり直せた場面。危険な取り合いや相手を傷つける行動は大人が止めます。大人との練習は、同年代の集団経験や学校の集団考査と同じものではありません。
身支度・生活の自立
やってみる:着替え、荷物の出し入れ、食事、手洗い、トイレを、できる部分から任せます。「困った」「手伝って」と伝えることも準備の一部です。
止まったら:服の留め具、袋の大きさ、物の置き場所を変える。時間がかかる動作を、急いで出発する朝だけに練習しないようにします。
見るところ:一人で全部できるかだけでなく、自分でできる部分が増え、必要な助けを求められるか。障害や発達上の事情は個別の支援と合わせて考えます。
家庭で試す出発前ではない時間に、袋の支度をする
- 用意する物
- 普段使う袋と、ハンカチなど持ち物2点から。必要なら、本人と一緒に描いた絵や写真の持ち物メモを使います。朝の出発直前ではない、余裕のある時間を選びます。
- 一緒に進める三つの手順
- 何を入れるか一緒に確認し、「支度をしてみよう。困ったら教えてね」と伝えます。
- 本人が入れる順番や袋の開け方を見て、困っている工程だけ助けます。全てを先回りして済ませない一方、必要な支援も外しません。
- 最後に持ち物メモと袋の中を見比べます。使い終わった後は、元の場所へ戻すところまで試します。
- 難しいときは
- 袋の口だけ支える、袋を大きくする、置き場所を一か所にする方法から一つ選びます。物が見つからない場合と、入れる動作が難しい場合を分け、「自分でやって」と言い続けないようにします。
- 慣れたら、一つ変える
- 持ち物を一つ増やすか、翌日の予定を見て必要な物を選ぶか、どちらかを試します。失敗させるために物を隠したり、必要な助けを急に外したりすることはしません。
- 生活の別の場面では
- 服を着る、食具を用意する、使った物を戻すなど、本人が担える工程を一つ選びます。着替えやトイレはプライバシーと必要な支援を守り、家庭で扱いやすい置き方や道具を整えます。
- 大人が見るところ
- 自分で担えた部分と、役立った援助。「手伝って」「開けて」と頼めたことも大切です。援助なしで全てできることを家庭の練習の達成条件にせず、個別の事情があれば必要な支援を続け、学校への相談は別途行います。
READ, TALK & LISTEN
絵本の一文から、自分の言葉で話す毎日へ。
ハキハキと話すために、家庭で重ねたいのは「相手に届く声で、急がず、最後まで伝える」経験です。読み聞かせで言葉に親しみ、好きなせりふを声に出し、自分が感じたことを話す。この三つを、親子で楽しむ時間に取り入れます。
文部科学省は、絵本や物語、言葉遊びを楽しむ経験を通した言葉の育ちを重視しています。米国小児科学会も、毎日の短い読み聞かせや、子供が選ぶ本を繰り返し読むことを勧めています。以下の時間配分と練習例は、それらを踏まえた編集部の提案です。[11][12]
子供が選んだ絵本を、大人が読みます。同じ本を何日続けてもかまいません。数ページの日も、聞くだけの日も大切に。読み切ることを義務にせず、疲れているときは短く終えます。
聞く・声に出す・話す、五つの取り組み
絵本を、一緒に楽しむ
大人は言葉のまとまりで区切り、子供が絵を見る間を取りながら読みます。初めての本は物語を楽しむことを優先し、途中で何度も問題を出さないようにします。
大切にすること:言葉や物語に親しみ、聞くことを楽しむ。
好きなせりふを、声に出す
繰り返し出てくる言葉、動物の声、登場人物のせりふを親子で交互に言います。読める子供は短い一文から音読を。言いにくいところは大人が一緒に読み、何度も言い直させません。
大切にすること:言葉の区切りや抑揚を、楽しみながら試す。
好きな場面を、一つ話す
読み終えたら「どの場面が好きだった?」「この続きはどうなると思う?」と一つ尋ねます。大人も感想を伝え、子供の話に続きます。絵を指すだけの日や、余韻を楽しむ日もあってよいのです。
大切にすること:自分の考えを伝え、相手の話も聞く。
今日の出来事を、家族に紹介する
その場にいなかった家族へ、作った物や遊びを紹介します。「何をした」「何が面白かった」の二つから。作品や写真を手がかりにしてもかまいません。大人は分からなかった点を一つ聞きます。
大切にすること:相手に分かるように、経験を説明する。
ごっこ遊びで、お願いや返事を使う
お店屋さんや人形遊びで「これをください」「ありがとうございます」「もう一度教えてください」を使います。親子で役を交代し、子供が話しかける役も、聞いて答える役も楽しみます。
大切にすること:挨拶、お願い、返事、聞き返しをやり取りの中で使う。
音読の始め方は、文字への慣れに合わせる
- まだ文字を読まない
- 読み聞かせを中心に、好きなせりふや擬音だけ一緒に言います。絵を見てお話を作る遊びでも大丈夫。文字を覚えさせることを、この活動の前提にしません。
- 文字を読み始めた
- 大人が短い一文を読み、本人も言ってみたければ続きます。つまずいたら大人が続きを引き受けます。聞いて覚えた文を言うことと、文字を読めることは分けて見ます。
- 短い文を読める
- 一文ずつ交代で読む、登場人物の役を分けるなど、本人が楽しめる方法を選びます。難しい本へ急がず、読んだ内容が伝わる速さや区切りを一緒に試します。
夕食後の8分、こんな組み合わせから
- 5分好きな絵本の読み聞かせ
- 1分好きなせりふを親子で交代
- 2分感想を一つずつ話す
時間は目安です。疲れている日は読み聞かせだけにし、就寝を遅らせてまで続けません。五つの取り組みを全部、毎日行う必要もありません。
「もっと元気よく」を、伝わった実感へ
声が小さければ、まず聞き手が近づき、周囲の音を減らします。「ここにいる私に聞こえる声で言ってみよう」と、届ける相手を具体的に。大人も落ち着いた速さで短く話し、子供が考えている間は待ちます。大声や早口、無理な笑顔を求めません。
「最後の言葉まで聞こえたよ」
「何が面白かったのか、よく分かったよ」
「聞き直してくれたから、もう一度説明できたよ」
直したい点を一度に並べず、伝わった部分を具体的に返します。おとなしい性格を変えることや、大人が用意した答えを覚えることを目標にせず、本人の話したい気持ちと伝え方を支えます。
親子面接へつなげる、小さな会話
好きな絵本や遊びを一つ紹介し、大人が「どんなところが好き?」と尋ねます。話が短くても本人の答えを受け止め、「もう少し教えて」と続けます。慣れてきたら、本人が安心できる別の大人にも聞いてもらいましょう。音読は言葉を声に出す練習になり、会話は相手の問いを聞いて自分の言葉で答える練習になります。学校ごとの考査形式は別に確認します。
2026年10月9日追加・参照資料確認。回数や時間は家庭で試す目安で、入試の評価基準や効果を保証する数値ではありません。
文部科学省の「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」は、全員が一律に到達すべき目標でも、項目ごとに教え込むものでもありません。入試の採点基準へ置き換えず、生活と遊びを通した総合的な育ちを考える資料として読みます。[4]

05 / OBSERVE, THEN ADJUST
間違いを数えるだけでは、次の練習が決まらない。
同じ誤答でも、理由は一つではありません。大人は答えを教える前に、どこから分からなくなったかを見ます。一回の様子で性格や能力を決めつけず、次に一つ条件を変えて確かめます。
| 見えたこと | 確かめたいこと | 次の一手 |
|---|---|---|
| 説明の途中で始めた | 最後まで聞く経験、指示の長さ、焦り | 一つの短い指示で「聞く→始める」を試す |
| 数が一つずれる | 数量の理解、数え落とし、印の付け方 | 実物を一列に並べ、触った物を移す |
| 家ではできたのに止まった | 場所、人、言い方、疲れ、助けの有無 | 変わった条件を一つずつ振り返る |
| 毎回同じ答えを言う | 意味を理解したのか、答えを覚えたのか | 絵や並べ方を変えた簡単な例で確かめる |
| 途中から雑になった | 疲れ、難度、長さ、道具の扱い | 量を減らし、落ち着ける時間帯で試す |
一行で残す、家庭の観察メモ
日付/活動/見えた事実/大人が手伝ったこと/次に変えること
例:「10月6日/皿を人数分並べる/最後に一枚足りないと気づき数え直した/最初だけ人数を一緒に確認/次は本人に最初から任せる」。「集中力がない」より、何が起きたかを書く。必要なら数日後に同じ考え方を使う別の活動で確かめます。
親と離れる場面に戸惑うとき
信頼できる大人と短い時間を過ごすところから、迎えに来る見通しを伝えて試します。強く嫌がるときは、時間や場所を慣れた条件へ戻します。無理に離れる練習を重ねず、必要なら園や教室と相談しましょう。泣いたかどうかだけで合否を断定することはできません。
模試も同様です。点数・順位だけではなく、指示の聞き取り、場への慣れ、時間、取り組み方を振り返ります。模試の判定はその試験の参加者・課題・条件によるもので、学校の合否そのものではありません。
06 / A WEEK THAT WORKS
忙しい家庭ほど、足すことと減らすことを決める。
帰宅が遅い日に、用意した課題をすべて終える必要はありません。今の生活で続けられる少量から始め、週ごとに調整します。下の時間は編集部の例で、最低量や合格条件ではありません。
机での活動を、一つ
落ち着ける時間に5〜10分程度から。数量、図形、お話など一つに絞り、疲れが見えたら切り上げます。登園前が慌ただしい家庭は朝に固定しなくてかまいません。
暮らしの中で、言葉と数
配膳、買い物、帰り道の会話、読み聞かせ。毎回質問して試すのではなく、親も見つけたことを話します。
体験と、予定のない時間
公園、図書館、制作から一つ。講習や模試がある週は他の予定を減らします。平日の未消化分をまとめて課す日にしません。
大人の打合せは、子供のいないところで
翌週の締切、送迎、教材、一つだけ確かめたいことを共有します。関わる大人が複数いる場合は、「誰が教えるか」だけでなく、予約・支払い・書類管理・きょうだいの世話も分担します。子供の前で方針を争ったり、その日の評価を何度も聞かせたりしないようにします。
一人で子育てをしている家庭は、夫婦の分担を前提にする必要はありません。予定を一つのカレンダーにまとめ、頼める預かりや協力者がいれば必要な場面に絞って使います。きょうだいのいる家庭は、一緒にできる遊びと個別の時間を分け、受験しない子の予定も守ります。
就寝が遅くなっていないか。遊ぶ時間はあるか。子供が話し始める前に、大人が答えを言っていないか。親の休息は取れているか。崩れたものがあれば、まず一つ予定を減らします。保護者も支援を受ける存在であるという視点は、こども家庭庁の「はじめの100か月の育ちビジョン」にも示されています。[5]
07 / APPLICATION ESSAY & INTERVIEW
教育方針は、普段の関わりから言葉にする。
「自主性を大切にしています」と書くなら、どんな場面で、どこまで子供に任せているのか。願書と面接の準備は、家庭の日常を見直す時間でもあります。
願書は、四つの材料から
- 家庭で大切にしていること
一度に並べすぎず、核になる方針を選びます。 - 実際にあった場面
支度、遊び、友だちとの関わりなど、説明できる具体例。 - 大人の関わりと子供の変化
うまくいった点だけでなく、まだ支えている部分も。 - 学校との接点
見学した授業や教育方針と、家庭の経験がどうつながるか。
これは文章整理の方法で、合格する文型ではありません。学校名を替えただけの文章にせず、願書の問いに答えます。文字数、記入方法、氏名・日付、写真規格を要項どおりに確認。体験談の借用や、していない活動の追加は避けます。
保護者面接は、同じせりふを覚える場ではない
問いを聞き、結論と具体例を短く話す練習をします。回答を家族で完全に同じにする必要はありませんが、学校選びの理由、日常の支え方、入学後の生活は共有しておきます。調整中のことは、確定しているように装わず、現在の状況を説明できるようにします。
子供の受け答えは、本人の言葉を残す
好きな遊び、作った物、最近面白かったことを話す機会をつくります。大人にとって立派な答えへ直し続けないこと。「もう一度教えてください」「分かりません」と伝える経験も大切です。実際の考査中の質問や発言は、その場の先生の指示に従います。
マナーと服装は、学校の指定と本人の扱いやすさから
相手に届く声の挨拶、話を聞く、順番を待つ、物を大切に扱う。日常で使える振る舞いを重ねます。服は清潔さに加え、動く・座る・トイレに行く・着脱することを試します。成蹊小学校は公式Q&Aで活動しやすい服装と運動靴を案内しています。「紺の服」「革靴」などの一般論より、受験校の案内を優先します。[6]
08 / THE ADULT’S CHECKLIST
出願の抜け漏れは、大人の仕組みで防ぐ。
子供の練習とは別に、学校ごとの手続きを一枚にまとめます。Web入力の完了、支払いの完了、書類の受理、受験票の取得はそれぞれ別の状態です。
- 年度・資格:対象生年月日、住所の判定日、実居住・同居、通学時間、卒業までの継続条件。
- 願書の入手:説明会参加、予約、購入・配付方法、出願サイトへの登録。
- 選考と併願:面接・考査・抽選の日程、日時指定の方法、変更可否、専願・併願制限。
- 個別の相談:受験・就学に必要な配慮、相談窓口、申出期限、必要書類。
- 写真と書類:撮影時期、縦横・容量・背景、証明書、署名、提出部数、本人情報の一致。
- 締切:Web登録・決済・郵送を別々に記録。日付だけでなく時刻、必着か消印有効かも。
- 完了の証拠:受付メール、支払控え、学校の指示に沿った発送控え、申込内容の保存。
- 受験票と連絡:発行開始日、印刷方法、受験番号、指定日時、学校からの連絡を確認する担当。
- 結果と納付:発表方法、手続き期限、入学金等の金額と納付方法、返還条件。
- 辞退・補欠:意思表示の方法、連絡が来る期間、電話を受ける人、他校の納付期限との重なり。
締切を写すときの書式
学校名/入学年度/手続き名/年月日・時刻/必着・消印などの条件/担当/完了を示す控え/公式URL/確認日
締切日当日の通信障害や決済エラーに備え、家族の作業日は前に置きます。複数人で確認できる場合は、同じメモを見るだけでなく、一人が公式要項と照合します。一人で管理する場合も、日を分けて原文と見比べます。

09 / THE PARENT’S ROLE
正解できなかった夜にも、親子の時間は続く。
試験までの数か月も、子供にとっては大切な毎日です。合否を心配する気持ちがあるからこそ、家で守ることを先に決めておきます。
子供の価値を、結果と結び付けない
「これができないと駄目」「落ちたら困る」と本人に責任を背負わせません。修正するのは課題の難度や説明、練習の仕方です。
比べる相手を、よその子にしない
兄弟、同じ教室の子、合格体験談を基準に叱らない。以前より自分でできた部分と、まだ手が必要な部分を具体的に見ます。
待つことと、放置することを分ける
すぐ答えを渡さずに待つ。一方で、言葉や道具が分からず困っているなら支える。助けを求めたことを失敗扱いしません。
子供の「嫌だ」の理由を確かめる
眠いのか、難しいのか、失敗を見られたくないのか。気合いの問題と決めず、本人の言葉と、その日の様子を確かめます。
親自身の声が強くなったら、終える
途中で止めた課題を、後で罰のように増やさない。大人が落ち着く時間を取り、次は量や時間帯を変えてみます。
選び直す余地を残す
志望変更、教室の縮小、受験を休む判断もできます。費やした金額や周囲への説明だけを理由に、同じ計画を続ける必要はありません。
言い換えは、観察を具体的にすること
「どうしてできないの」「どこから分からなくなったかな」
「早く、きれいにして」「先に、この紙をそろえてみよう」
「頭がいいね」だけで終えずに「並べ直して確かめたんだね」
家庭で迷ったときの、五つの場面
以下は、関わり方を考えるための想定場面です。子供の反応や必要な支援に合わせ、任せる部分と大人が引き受ける部分を考えます。
友だちと同じ道具を使いたがる
制作中、二人とも同じ色を使いたくなりました。
- 子供に任せること
- 使いたい気持ちや、順番・別の色などの案を、本人の言葉で伝える部分。いつも自分の希望を引っ込めることを正解にしません。
- 大人が支えること
- 物を振り回す、手を出すなどの危険は止めます。言葉が出ない場合は『今使いたいんだね。次に貸して、と伝えてみる?』と短く補います。
- 落ち着いてから振り返ること
- 落ち着いてから、互いに何をしたかったか、ほかに試せる方法はあったかを振り返ります。子供同士の問題を、家で繰り返し責める材料にしません。
親が、答えを先に教えたくなる
同じところで止まり、大人の方が焦ってきました。
- 子供に任せること
- 本人が並べ直す、別の方法を試す、助けを求めるための時間。
- 大人が支えること
- 言葉や道具が分からず進めない場合は、問題を短くする、実物を出すなど、障壁を一つ減らします。大人の声が強くなったら、その日は区切ります。
- 落ち着いてから振り返ること
- できなかった数より、『何を変えたら進んだか』を記録します。説明を増やすほど難しくなっていなかったかも、大人の側で確かめます。
子供が、見学した学校を嫌がる
保護者は気に入った学校でも、子供は『行きたくない』と言いました。
- 子供に任せること
- 嫌だったことを、話せる範囲で話す部分。すぐ理由を言えなくても、賛成の返事を迫りません。
- 大人が支えること
- 長い移動、音、人の多さ、疲れ、その日の出来事などを分けて確かめます。事実が分からない点は学校に質問し、再見学も本人の負担と希望を見て判断します。
- 落ち着いてから振り返ること
- 一日の印象だけで適性を決めず、嫌がる状態が続く場合は候補や計画を見直します。大人の期待と、子供が毎日通う暮らしを別々に整理します。
講座を増やすか、家族の意見が分かれる
模試の後、追加講座を勧められ、費用と時間への考えが分かれました。
- 子供に任せること
- 子供が楽しかったこと、疲れたこと、困ったことを伝える部分。家計や合否に関わる判断と責任を、子供に負わせません。
- 大人が支えること
- 大人同士で『何を補う講座か』『今の生活のどこへ入るか』『費用の上限内か』を確認します。帰宅・食事・就寝まで予定に入れ、家庭で試せる方法も並べます。
- 落ち着いてから振り返ること
- 利用する場合も見直す日を決め、子供の生活と、依頼した支援が得られているかを確かめます。ほかの家庭の受講数を判断の中心に置きません。
親が強い言い方をしてしまった
練習中に声を荒らげ、子供が黙ってしまいました。
- 子供に任せること
- すぐ機嫌を直したり、親を慰めたりしなくてよい時間。
- 大人が支えること
- いったん練習を止め、『大きな声で言ってしまったね。あの言い方はよくなかった』と大人の行動を引き受けます。謝った見返りに課題の再開を求めません。
- 落ち着いてから振り返ること
- 量・時間帯・大人の疲れを見直し、担当の交代や相談先を考えます。同じことが続くときは、家庭だけで抱えず園や地域の子育て相談窓口に状況を伝えます。
子供の気持ちを受け止め、理解できる言葉で伝え、保護者も落ち着く工夫をするという視点は、公的な子育て資料にもあります。受験の期間だけ別の接し方にする必要はありません。[9]
準備を減らしても強いつらさが続く、園や日常生活に影響が出ている場合は、園の先生や地域の子育て相談窓口と状況を共有します。体調の変化は必要に応じて医療機関へ相談してください。子供の困りごとを「受験に向かない」の一言で片付けないことが大切です。
10 / LESSONS, MOCK EXAMS & COST
教室を選ぶときは、何を頼むのかを先に決める。
志望校の形式を知りたい。集団で活動する機会がほしい。家庭での関わり方を相談したい。目的が違えば、必要な授業も回数も変わります。
体験授業で見るのは、声かけと説明
- 子供が止まったとき、理由を見て支えているか。
- 保護者へ「もっと頑張る」以外の具体的な助言があるか。
- 家庭課題の量は、今の生活で扱えるか。
- 欠席振替、休会、退会、返金、追加講座の条件が明確か。
- 通室が長くなり、睡眠や園生活を削っていないか。
家庭だけでは見えにくい場面を知る価値はあります。一方で、教室へ通うこと自体を全家庭の必須条件とはできません。学校の公表方針、子供の経験、家庭の負担から利用範囲を決めます。
「合格者数」を読むときの確認
対象年度、実人数か延べ人数か、同じ子の複数校合格、在籍者数、講習・模試のみの受講者、補欠合格の扱い。条件が違う数字を、そのまま指導力の順位にしません。
例えばジャックは、模試・講習だけの一般生を合格者数に含めないと説明。伸芽会は2026年2月付の案内で、ホームページ・広告での合格者数の数値掲載を取りやめる方針を示しています。公表の仕方自体にも違いがあります。
教室の合格者数は、学校の合格確率でも、通えば得られる効果の保証でもありません。広告の数字と、その子に必要な支援を分けて考えます。
公式の確認先:ジャックの実績・集計条件 / 伸芽会の情報公開方針 / 理英会の公式案内。掲載は順位・推薦を示しません。
費用は「受験まで」と「入学後」で分ける
| 時期 | 見積りに含めるもの |
|---|---|
| 準備中 | 入会金、通常授業、教材、模試、季節講習、学校別講座、願書・面接講座、交通、預かり |
| 出願・受験 | 検定料、写真、証明書、郵送、移動・宿泊、付き添い・きょうだいの預かり |
| 入学手続き | 入学金、施設費、制服・指定品。複数校の納付期限が重なる場合の一時的支出と返還条件 |
| 入学後 | 授業料、昼食、教材、通学、端末、行事、預かり、課外活動、保護者活動。任意の寄付は必須費用と区別 |
仕事を休む日数や送迎時間も別に記録します。平均額で自分の家計を決めず、当年度の学校資料と教室の見積りを使い、年間総額と支払月を確認しましょう。
11 / THE FINAL WEEK
当日の落ち着きは、前の週の段取りから。
道順と、もしもの連絡
- 同じ時間帯の経路、混雑、徒歩区間、代替交通を確認。
- 受付時間、入場可能時刻、付き添い人数、撮影・待機の規則を読む。
- 遅延、体調不良、欠席時の連絡先と方法を控える。
- 動きやすさ、靴・上履き、トイレでの着脱を試す。
荷物は、学校のリストから
- 受験票、指定書類、本人確認書類などを要項と照合。
- 指定の筆記具・衣類・上履き等を、持込条件に沿って準備。
- 飲食物、薬、着替え等は必要性と学校のルールを確認。
- 新しい難問や遅い時間の反省会を増やさない。
注意を足し続けない
- 普段に近い食事と支度。新しい方法を急に試さない。
- 子供には、流れと困ったときに先生へ伝えることを短く話す。
- 早く着きすぎて近隣で待たず、学校の案内に従う。
- 受付・待機・公共交通のルールを、大人が守る。
まず、一日をねぎらう
- 答え合わせを迫らず、休憩と普段の会話へ。
- 本人が話したいことは聞き、何度も再現させない。
- 出題内容の記録・共有は学校の規則を守る。
- 連続受験は移動・食事・休息まで見て、無理があれば予定を見直す。
12 / AFTER THE RESULT
合否の先にある、一年生の暮らしまで。
発表の日に初めて考えると、言葉も手続きも慌ただしくなります。結果の伝え方と、次の行動を大人が用意しておきましょう。
希望どおりにならなかったとき
「あの日きちんと答えなかったから」と原因を子供へ負わせません。「今回はこの学校へ通うことにはならなかったよ。次に通う学校のことを一緒に考えよう」と、決まったことを短く伝えます。悲しさがあれば、すぐ前向きな返事を求めずに聞きます。
抽選や学校ごとの選考があり、一度の結果から子供の将来や家庭の教育を採点することはできません。保護者の落胆は、子供に慰め役を担わせず、大人同士で受け止める場を持ちます。
合格したとき
喜びを分かち合いながら、他の子より優れているという説明は避けます。手続き・納付期限を確認し、辞退する学校には指定の方法で連絡。補欠の場合も、公式案内に沿って連絡と意思表示を管理します。
国立・私立などへの進学が決まったら、住所地の自治体への就学先の届出も確認します。必要書類・窓口・期限は自治体で異なるため、就学通知や公式案内に従います。例として、世田谷区、横浜市は学校が発行する入学を承認する書類を添えた手続きを案内しています。
入学までに整えること
- 住所地の自治体への就学先の届出。
- 通学と、慣れるまでの送り迎え。
- 早帰りの日、長期休暇を含む放課後の居場所。
- 食事、トイレ、衣服、荷物の扱いと、必要な支援。
- 困ったときに誰へ、どう伝えるか。
- 園と学校の情報共有、配慮の相談。
- 読書、遊び、友だちとの時間を続けること。
文科省の「幼保小の架け橋プログラム」は、5歳児から小学1年生までの2年間をつながった学びとして捉えます。試験終了を育ちの区切りにせず、進学先の生活へつなげます。[10]
13 / QUESTIONS FAMILIES ASK
準備を進めるときの、よくある疑問。
いつから始めれば間に合いますか。
全国共通の開始年齢や必要期間はありません。最初に志望校の資格・説明会・出願日程を確認し、今の生活と経験から計画を作ります。年少・年中なら遊びと生活の土台を、直前なら手続きと必要な形式を優先。早く始めたことだけで結果は決まりません。
毎日、何枚のペーパーをすればよいですか。
学校の形式、課題の難度、子供の理解や体調で変わります。枚数だけを目標にせず、どこで止まり、何が分かるようになったかを記録します。同じ間違いを繰り返すなら、量より説明や実物での経験を見直します。
早生まれや、家族構成は不利ですか。
噂を全校共通の選考基準として扱えません。例えば早稲田実業学校の公式Q&Aは、生まれ月や家族構成、保護者の職業・学歴などによる有利不利を否定しています。これは同校の説明です。他校はその学校の公式案内を確認してください。早実公式Q&A ↗
おとなしい子は、行動観察に向きませんか。
性格の一語で決められません。話すまでに時間が必要な子も、周りを見てから参加する子もいます。日常で希望を伝える、相手を聞く、助けを求める経験を支えます。学校が非公開にしている配点や評価を、性格の順位に置き換えません。
幼児教室なしで準備できますか。
家庭でできる活動は多くあります。集団経験や学校別の情報整理など、家庭だけでは補いにくいことがあれば利用を検討します。通塾が全家庭の必須条件とも、家庭だけで必ず十分とも言えません。学校の公表方針と、実際に必要な経験から判断します。
過去問は、何度も同じものを解けばよいですか。
形式に慣れる用途はありますが、答えを覚えただけでは理解が見えにくくなります。絵や数量を変えた活動でも考え方を使えるかを確認しましょう。再現問題は学校が公開した原題とは限らず、次年度の出題を保証しません。
子供が受験の練習を嫌がります。
眠さ、難しさ、失敗への気持ち、その日の興味などを確かめます。量を減らす、実物に戻る、時間帯を変える、いったん休むことを試します。日常への影響が続くなら園や相談窓口と共有し、志望校や受験自体を含めて見直します。
国立・附属校なら、学費や進学は心配ありませんか。
国立・私立という区分だけで、家庭の総支出や進学条件は決まりません。教材・行事・交通・預かりなどを含めて確認し、附属・系列校への選考や条件も学校別に読みます。国立附属校には大学と連携した教育研究・教育実習を担う学校があります。研究への協力、保護者参加、通学条件も候補校ごとに確かめます。
受験準備を途中でやめてもよいですか。
家族の生活、子供の様子、学校との相性が変われば、計画を変えてかまいません。これまで使った費用や周囲の期待だけで続ける必要はありません。遊び、会話、生活の経験は、どの小学校へ進んでも続いていきます。
14 / SOURCES & EDITORIAL NOTES
確かめたことと、家庭への提案を分けて読む。
学校制度・募集の記述は学校公式資料、幼児の育ちの記述は文部科学省・こども家庭庁の資料を参照しました。家庭活動、計画、声かけ、チェックリストは、それらを踏まえたコノマナの編集提案です。学校が公表していない配点・合格基準は推測していません。
- 東京学芸大学附属小金井小学校|入学案内入学当初の通学指導・下校時刻。該当箇所は年度指定なし。本文に戻る
- 大阪教育大学附属天王寺小学校|入学案内附属中学校との連絡進学。希望者全員の進学ではない旨。本文に戻る
- 文部科学省|幼児期運動指針遊びを中心とした多様な動き。入試の運動課題や採点基準ではありません。本文に戻る
- 文部科学省|幼稚園教育要領解説[PDF]平成30年2月、本文46–47ページ。「育ってほしい姿」の扱い。本文に戻る
- こども家庭庁|はじめの100か月の育ちビジョン2023年12月閣議決定。子供の尊厳、遊び・体験、保護者・養育者の支援。本文に戻る
- 成蹊小学校|新1年生入学試験Q&A服装・靴、出願方法、入学当初の送迎。日程は当年度要項で再確認。本文に戻る
- 東京学芸大学附属世田谷小学校|令和9年度募集公示2027年度入学。応募資格と出願前の相談。本文に戻る
- 筑波大学附属小学校|令和9年度募集公示[PDF]2026年9月1日公示。抽選・居住条件・相談期間。本文に戻る
- こども家庭庁|体罰等によらない子育て子供の気持ちの受止め、具体的な伝え方、保護者の工夫。本文に戻る
- 文部科学省|幼保小の架け橋プログラム5歳児から小学1年生までの学びと生活のつながり。本文に戻る
- 文部科学省|幼稚園教育要領[PDF]平成29年3月、第2章「言葉」。絵本・物語や言葉遊びを通した言葉の育ち。2026年10月9日確認。本文に戻る
- 米国小児科学会|読み聞かせを楽しむためのヒント(英語)HealthyChildren.org。毎日の短い読み聞かせ、子供の本選び、繰り返し読むこと。2026年10月9日確認。日本の入試対策や合否についての資料ではありません。本文に戻る
- IES・WWC|Teaching Math to Young Children[PDF・英語]2013年。本文12–56ページ。数・形、理解の観察、実物と記号の接続、生活への組込み。主に米国の幼児教育者向けで、推奨ごとに根拠の強さが異なります。個々の遊びの効果や日本の入試結果を保証する資料ではありません。2026年10月16日確認。本文に戻る
- IES|家庭・保護者向けの幼児の数学活動(英語)数える・比べる、形と位置、日常に数学を取り入れる活動例。子供の関心や理解に合わせて選ぶ家庭向け資料です。各活動の受験効果を比較した試験ではありません。2026年10月16日確認。本文に戻る
- 米国Head Start|家庭での支度と指示の伝え方(英語)「Leaving the House」「Following Directions」を参照。支度の工程の見える化、明確で具体的な一手順からの支援。家庭支援資料で、日本の考査の訓練効果や到達基準を示すものではありません。2026年10月16日確認。本文に戻る
学校別の選考・出願の出典は、各校の紹介にも直接掲載しています。早実の家族構成等の説明は公式Q&A、学校評価については文部科学省の案内を参照できます。
情報確認日:2026年10月6日。学校例は主に2027年度入学の公表情報です。公式Webページの年度や記載が変わる場合があります。出願・納付前には必ず当年度の原文と訂正・追加案内を確認してください。家庭向けの例は、個別の発達評価や合格を保証するものではありません。
編集:コノマナ。募集情報は年度更新時の再点検対象です。記載についてのお問い合わせはお問い合わせ窓口へ。